New York & Indianapolis Vol. 2 -Indianapolis-

前回のNew York & Indianapolis Vol. 1 – N.Y.C-からの続き。

一人New Yorkへ旅立ち、チャリンコでマンハッタンをひたすら走り抜けた数日間。たまにはこういう冒険旅行も楽しい!っと大人な一人旅に目覚めた私。
でもね….その感動を誰かと共有できないのが残念。もちろん食べ物以外でも、やっぱり”何かに心奪われる瞬間”に一人なのは寂しいものです。
とか思いつつ存分にN.Y.Cを楽しんで後半は旦那と合流。新婚旅行以来18年ぶりに2人でマンハッタンを満喫した後、友人たちの待つへと向かいました。

North America2015/4/25~5/6 -12days-

Air : JAL・United・American Air / Hotel : Ameritania Hotel at Times Square (New York)
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— Day 6 : Indianapolis —

ニューアークリバティー空港を夕方に出発し、夜8時Indianapolis到着。

毎年必ず訪れているインディアナポリス。ここには”アメリカに住む友人”(以降:Emazo)がいます。

1年ぶりに帰ってきたよ~!いつものように空港でレンタカーをピックアップ。Emazoと待ち合わせしているレストラン”Plow and Anchor”へ向かいました。
ここは昨年(2014年)訪れた“Bluebeard”のオーナーが新しくオープンさせたレストランで魚介がメイン。

旦那とEmazoは白身魚のグリル2種、私はポークチョップをチョイス。

私はお魚食べないので試食すらしなかったけど、メンズ2人は大満足な様子。そしてパーフェクトに調理されたしっとり柔らかなポークも美味しい~。この”Plow and Anchor”も“Bluebeard”も繁盛していて、最近3店舗目となる”Marrow”(Soul Food系)もオープンさせたらしく、たまに雑誌で紹介されているのを見かけます。最近オシャレなレストランが続々とオープンしているIndianapolis。私の愛読雑誌でも「Indianapolisが熱い!」とか、「ここはブルックリンか?!」っと、頻繁に取り上げられています。
ここ数年料理のジャンルとしてよく聞くようになった””(ニュー・アメリカン・キュイジーヌ)。ここ”Plow and Anchor”や昨年訪れた”Bluebeard”や“Black Market”もこのカテゴリーに入る。
で、”New American Cuisine”とはなんぞや….っと言うと、伝統的なアメリカンにフレンチテイストをミックスしたヘルシー志向な料理で、産地(特に地元)や旬にこだわった新鮮な食材を使い、ガッツリ系のアメリカ料理を洗練されたスタイルに変身させたのが”ニュー・アメリカン”。渡米するたびにこのスタイルのレストランが増えたな~っと実感します。
お腹もいっぱいになりEmazo宅へ帰宅。今回もお世話になるよ~。

— Day 7 : Indianapolis —

昨年は寒くて大変な思いをしたけど、今回は我が家と一緒に春がやってきたらしい。朝のお散歩も気持ちがよく、目の前の池からやってくるカモさんに「久しぶり~。」っとご挨拶。
「行ってきま~す。」と、元気に出社したEmazo。私達は行きつけのドーナツ屋さん“Long's”で朝ごはん。
その後のショッピングモールで今回の旅で初めてのお買い物!事前にネットで注文しておいたのがEmazo宅に無事届いていたので(上写真右下)、正確に言うと”初”じゃないか。。


ランチは昨年からEmazoがハマっていると言うブッチャー(肉屋)のサンドイッチを食べに”Goose The Market”へ。
自社精肉工場で加工したドライエイジングビーフやハム&ソーセージ、チーズもたくさん並んでいて、我が家の心をわしづかみっっ!
このブッチャーは全米でもかなり有名らしく、たまに愛読雑誌に登場する。でもな~んでこんな田舎なIndianapolisにあるの??

フラッグシップメニューのプロシュートとバジル&モッツァレラのサンドイッチ(Goose)と、スパイシーなコッパ&トマトのサンドイッチ(Batali)をチョイス。プラスメキシカンコークと食後のデザートにジェラートを。

グルメに人気なアイスクリームメーカー”Palazzolo's”(ミシガン州)のジェラートで、数十種類あるフレーバーが隔週で入れ替わるそう。なので行くたびに食べちゃうらしい。片っ端からテイスティングさせてもらい、王道なバナナフレーバーに決定。こりゃぁウマイわ~!サンドイッチもジェラートも、今まで食べた中でベスト3に入ります!

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アメリカのデリやレストランで出てくるパンは自家製にこだわることなく本当に美味しいものをフレッシュな状態で提供している所が結構ある。地元で有名なパン屋さんから仕入れていたり、チーズやハムもそれ専門で作っているところから仕入れていたり。業界での横のつながりが深いと言うか広く、これってものすごく理にかなってる。

夕方4時に一旦帰宅したら….。まだ仕事中なはずなEmazoが何故かバイクをいじっている。
「早退しちゃいました~。」だって…。

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バイク談義なメンズ2人、私は買ってきた物を整理しながらのんびりタイム。

N.Yとはまた違い、このゆっくり流れる時間が贅沢だね~。

せっかく早退したんだからゆっくりバイクいじりしててね~。っと、友人を残して私と旦那は近所にあるアンティークショップ”Southport Antique Mall”を物色しに行ってみた。
カメラを持って行かなかったので写真がないけど、住宅街にポツンとあるわりには見応えあって楽しかったです。

さぁ、お楽しみのディナー。「ワッフル&チキンが食べたいっ!」と言う私のリクエストで”Maxine's Chicken & Waffles”へ。

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前回はリッチな南部風レストラン“Hollyhock”に連れて行ってもらったけど、今回はブラック・ソウル直球なレストラン。客層も全然違い、ディープな雰囲気ムンムンです。

私はワッフルチキン(シナモン&アップルソース)、旦那はホワイト(胸肉)でEmazoはダーク(モモ&手羽)を。
うわっ~う…うまいっ!!!お通し?で付いてくるCornbread pancakesもサクサクで美味しい。もう….ヒャッホ~でたまらんです。。フライドチキンって日本ではK.F.C(ケンタッキー・フライド・チキン)でしか食べられないのは何で??やっぱり唐揚げ文化なのかな。

食後にEmazoと友人がお金を出し合って借りているガレージに寄ってみた。
バイクビルダーなJayは溶接とか金物の加工?がお得意。私お手製のワークエプロンをお土産に持って行ったらとっても喜んでくれた!
想像以上にデカイアメリカ人。なので最後のサイズ合わせは彼にフィッティングして完成。

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事前に加工を頼んでおいた旦那のバイクに付けるツールボックス。なんかね、「純正はここがこうなってる。」とかいろいろあるらしく、「そんなの言われてもわからんよ…。」ってのをメンズ3人でチコチコやっていました。旦那曰く「完璧な仕上がりだっ!」だそう。満足な出来栄えでよかったねぇ~。

気がつけばもう夜中の1時過ぎ。そろそろ帰って寝なきゃだね!

— Day 8 : Indianapolis —

ちょっと早起きしてEmazoがよく訪れると言うファーマーズマーケットへ。
私に負けないほどグルメな彼は、ただ食べることが好きと言うだけでは無く、食材や調理法などなど細かいこともよく知っている。そして何よりも”美味しい物”へのアンテナは男性とは思えないくらい張り巡らされていて、毎回美味しい情報を教えてくれる。

 

もちろん朝ごはんはここで食べ歩き。アツアツなグリルドエッグチーズサンドにアップルパイ、パン・オ・レザンにシナモンロール。搾りたてフレッシュアップル&オレンジジュースなどなど、どれも地元農家で取れた食材を使ったHomemadeばかり。Indianapolisで人気なベーカリー”Amelia's”も出店していました。N.Yのベーカリー“Amy's Bread”と同じく、この”Amelia's”も先に紹介した”Plow and Anchor”や”Bluebeard”や”Black Market”などに美味しいパンを卸しています。
日本のレストランもこの方式?を取り入れてほしい。料理は美味しいのにパンが美味しくないってレストランが多くてガッカリしちゃうんですよね。

ハチミツやジャム、新鮮野菜やフルーツがいっぱい並んでいてテンション上がりっぱなし。も~~サイコー!!

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今回は訪れなかったけど、以前N.Yのグリーンマーケットも行ったことがあります。”ここは本当にN.Y?”っと思うくらい色んなフレッシュ食材が並んでいてびっくりしました。

大都会なN.Yもすごく魅力的だけど、こういう田舎も大好きな私。なんだろう….この漂ってくるローカルな雰囲気がたまらない。

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ワンコと一緒に朝の散歩がてら食材の買い出しに来るなんて夢のよう。

最近こう言ったイベントを都内でも見かけるけど、なかなか”全部地元産”ってのは難しいよね。値段も結構高いしまだまだ出店数も少ないけど、是非頑張ってもっと気軽に訪れられるようなイベントに発展してほしいですね!

さて、Indianapolisには美味しい食べ物がたくさんあるけど、こういうのはどうなんだろう?ってコトで、『地元では美味しいと言われている』お魚屋さん”Caplinger's Fresh Catch”へ。

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旦那は甲羅ごと食べられるカニさんSoft shell crab(写真右上)、Emazoは初チャレンジなLobster roll(写真左下)。私はお魚苦手だけど、Cod=タラなら何とか食べられるのでCod fillet sandwichを。

う~ん…..狙いどころは良いんだけどね、やっぱり内陸なIndianapolis。鮮度がイマイチでした。。

次に立ち寄ったのは友人が最近お気に入りだというグロッサリー”Wildwood Market”。

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地元で採れた新鮮野菜や食料品、ハムやチーズも売っていて日替わりサンドイッチも食べられる。

元は何かの倉庫もしくはガソリンスタンドだったらしく、明るく開放感ある店内がとっても素敵!

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こんなお店を持てたらいいなぁ….。

毎年この時期に春がやってくるIndianapolis。Emazoはバイクに乗りたくてウズウズしてる。

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旦那と2人、交代しながらちょいと近所をひとっ走り。

ヘルメットは必要ないIndiana州。「最近は路面が悪い所を走るときは被ることもあります。」とのコト。日本と違って道路に文字どおり”穴”が開いているってのも普通なアメリカ。安全第一だよね。

3月から11月は Daylight Saving Time(夏時間)なので、夜9時を過ぎないと暗くならない。なのでめ~いっぱい遊べるのが嬉しいっ!
まだまだ真昼間な明るさの夕方6時ぐらいに””へ向かいました。

うわっ….サイコー!!!

アンティークモールによって扱っているジャンルは色々で、ここはインダストリアル系が多い。

アメリカのアンティークモールに行ったことがある人はわかると思いますが、委託販売なので値段はマチマチなんだけど…。

どれもちょーお買い得で、持って帰れさえすれば片っ端から買いまくりたい。。ちなみにこのロッキングチェアは$90。ほしぃ~。

バカでかい倉庫内も渋くて素敵。かなり古い建物みたいでした。

木製の階段&床は板張りで、剥がれかけの壁とかむき出しの天井とか….。日本では耐震性の問題とかで古い建物をそのまま使うのは難しいだろうけど、やっぱり”古っぽい”のと”本当に古い”のはかもし出す雰囲気が別物。

持って帰れるサイズの工具箱(旦那)とか、キャストアイロンの焼型(私)とかを購入した我が家。友人はガレージにぴったりなワークデスクを発見!ちょうどオーナーさんがいたので値切って$200。幅2m奥行き1mほどのサイズで、頑丈なスチール製なのに….やすすぎるっ。

そして私が気に入ってしまい友人をそそのかして買わせたスチール製のロッキングチェア。な~んと$20でした。

お宝探し的なショッピングを楽しんで外に出たらまだまだ明るい。
翌日アメリカ人の友人たちがB.B.Qパーティーを開いてくれるというので、”The goos market” へ肉の買い出しに。で、またまたジェラート食べちゃったっ。
今度は何にしようかな~っとテイスティング。で、ビビッと来たのがソルティーキャラメル。隣にいたWill I amにそっくりなニイちゃんが「僕もそれがお気に入りだよ!」っと。うん、サイコ~。
すっかりハマってしまった”goos market”。期間限定でコンフィとかコーンビーフとか、100日ドライエイジングビーフとか….友人が頻繁に通うのもわかります。こんなブッチャーが近所にあればいいのになぁ~。

この日もよく食べて遊んで楽しい1日でした。そして締めのディナーは新しく出来たミートボール専門店”Mimi Blue Meatballs”でこの旅2度目なミートボールを。
オーダー方法はN.Yの“The Meatball Shop”と同じで、メニュー内容も似ています。流行りかな?

メンズ2人は3種のミートボール盛り合わせ。私はN.Yのと食べ比べようと思い前回と同じくビーフ+マッシュルームグレービーでサイドにスパゲティ。

全員:「お~いしぃ~。」

大きなミートボールはボリューミーで食べ応えバッチリ。肉の旨みとトロトロなグレービーが癖になります。山盛りサラダもモリモリ食べてお腹いっぱい&幸せいっぱい。

夜10時を過ぎてようやく暗くなった。

帰宅途中、車に一人私を残しWCに行ってしまったメンズ達。暇なので食後のお散歩をして夕暮れのIndianapolisを満喫。

いや~、1日が長い長い。

— Day 9 : Indianapolis —

朝ごはんに何を食べようかと悩んだけど、やっぱりアメリカでしか食べられないドーナッツに決定。オーナーがこだわって手作りしているオーガニックなドーナツ屋さん”Rocket 88 Doughnuts”へ向かいました。

N.Yの“DOUGH”もそうだけど、この手の食べ物も”New American Cuisine”のジャンルに入れて良いと思う。昔ながらのアメリカンドーナツを食材や旬の味で進化させた現代のペイストリーです。

そして3人とも迷わずチョイスしたのはBacon chocolate。

カカオ70%のダークチョコレートグレーズとカリッカリなベーコンが幸せなコンビネーションで最高!!!びっくりなコトに見た目ほど甘くない。日本に上陸するアメリカンドーナツ屋さんはどれも死ぬほど甘いけど、どうしてこう言う”本当に美味しい”ドーナツはやってこないんだろう?

このほかそれぞれ1種ずつ(各2個)完食。毎日でも食べたいね!

Indianapolisで毎年開催されるアメリカンカーレースの最高峰”Indy 500″(世界3大レースの一つ)。ちょうど練習走行が行われていたので見に行ってみた。

ミュージアムには来たことがあるけど、中に入るのは始めてな”Indianapolis Motor Speedway”。この時期は入場料$15(駐車場代込み)でピットレーンまで入れます。

5月上旬から練習、予選、本戦と約1か月間長期にわたって開催されているので、始まったばかりのこの日は観客もまばら。F1やインディーカーレースを何度か見に行ったことがあるけど、ここまで間近で見るのは始めて。時速250km超えで爆音と共に激走する車に大興奮!!日本人レーサー佐藤 琢磨にも会えて記念写真&サインまでもらっちゃった。。

フェンンスにしがみつく私たちに気づいてわざわざ話をしに来てくれました~。なかなかな好青年です。

カーレース好きにとっては聖地な”Indianapolis Motor Speedway”。世界で唯一国定文化財に指定されているモータースポーツ施設で、1909年に開設された当時はコース全面にレンガ
が敷き詰められていましたが、現在はスタート&フィニッシュの1ヤードだけ残されています。(写真下 )

さ~て、世界最速なレースを見たらお腹が空いた。
朝ごはんがスイートだったのでランチはスパイシーなのが食べたくて….。Indianapolisに3店舗あるThamale(タマレ)専門店”The Tamale Place”へ。

タマレとは、とうもろこしの生地に煮込んだビーフやポークを詰めてトウモロコシの皮に包んで蒸した物。日本のちまきみたいなもんです。

チキン、ビーフ、ポークから好きな肉を選んで好きなソースをチョイス。サイドもライスやサラダや豆などから好きなのを選ぶ。アメリカに良くあるこういうオーダー方法を日本のレストランでも取り入れて欲しいよね。

朝からたくさん動いたので、一旦家に戻って休憩….っと言うかバイクいじりしに戻りました。

ブゥイ~ンと爽快気持ち良さそうで私も乗りたいっ。次回来る時は2人乗り用シートをつけてもらっておこう!

春のお日さまをいっぱい浴びての~んびり。

食べ物や趣味の好みが男性寄りな私は、こういう時間も十分楽しめる。メンズ2人も私を気にせずじっくり&どっぷりバイク談義に花が咲きます。

散々バイクをいじり倒し、午後はJayの知り合いが”スゴイもの”を見せてくれると言うのでとある場所へ。
オーナーの要望で場所と詳細な写真は公開できないのが残念だけど….。

巨大で薄暗い倉庫にズラリと並んだ歴代のヴィンテージフェラーリ!!うわぁっっっナニこれ~~!!!!

これ1台で家が建てられるよってのが100台以上。それもフェラーリだけじゃなくポルシェとか、ランボルギーニとか…超高級名車とか…なんでココにあるの?って疑問なヴィンテージフォーミュラカーも。
数台のエンジンかけたり運転席に座らせてくれたり、オマケにインディーカーのコックピットにも座らせてくれた!70~80年代のだから今のと違ってめちゃくちゃちっこいのよ。
私:「せ…..狭い~。」
旦那:「こ….怖い。。」
Emazo:「で…出れないっ!」
案内してくれたのはオーナーではなく”管理人さん”で、持ち主が誰なのかは不明。でもそんなコトはどうだっていいの…人生で初めて世界の富豪に触れたひと時でした。

どっぷり異次元な世界に浸った後は、大好きな””へ。

「全フレーバーを制覇する。」っと言う計画も今年で3年目。でも行くたびに新商品が出ているので、達成できるのはいつになることやら。。です。

ここにも”Palazzolo's”のジェラートが置いてあり、3度目は王道なチョコレート&ピスタチオをチョイス。うん、やっぱり美味しいっ!!

美味しいパンが食べられるレストランと同じく、自前じゃなくても”間違いなく美味しい素材”を仕入れて提供してくれるカフェやレストランやデリがあるのが羨ましい~。

私が店を開くなら、絶対にこの方式を取り入れますっ。また来年来るからね~。

予定ではこの日B.B.Qのはずだったんだけど、ちょっと寒いと言うことでチェーン店ながらなかなか美味しいお肉が食べられる”Long Horn Steak House”で地元の友人達と一緒にディナーを(お肉仕入れておいたのに残念)。
JayとパートナーのBrittney、Kevinとパートナーのに久々に会えて嬉しいっ。
メンズはバイクの話や”Wagyu(和牛)”とアメリカンビーフの値段と味の違いとかで盛り上がり、レディースは「日本人は何で写真を撮るとき顔の横でピースをしたりするの?」とか、「年齢いってるのになんで子供みたいな服を着るの?」とか….私はやらない&着ないのでよくわからない日本文化について盛り上がった。メイクもなんか違うな~っと思っていたんだけど、「日本ではそれがスタンダードで私がヘンなのよ。」とか….この旅行で初めて女性らしい会話を楽しんだ。

食事を済ませてJayとEmazoのショップ(ガレージ)へ。メンズはバイクをいじりたくてしょうがないのね。

私は英語版東京都の道路&地下鉄マップを持って行ったので、東京を紹介してみた。
人口密度が861人/km²なIndianapolisに対して6,170人/km²な東京(ビックリ)。自宅から旦那の会社までの電車経路&所有時間とか、高速道路の金額とか….みんな目を丸くして驚いていたけど、エキサイティングなTokyoに絶対行ってみたい!と口を揃えていました。

途中参加なJayとBrittneyの娘Meaと飼い犬のRiki。

美しいブロンドヘアーにブルーな瞳、そしてミルクみたいに白いMeaは、人見知りせずやんちゃで可愛い。このサイズで1歳とは….やっぱりデカいアメリカン。

深夜までみんなでワイワイ雑談&バイクをいじって楽しい一時を過ごしました。また来年来るからね~。

— Day 10 : Indianapolis —

ブレックファーストは最近出来たオシャレなNew Americanレストラン”Milktooth”へ。
渡米前、愛読紙で紹介されていたので行ってみたかった。そして友人も最近よく通っているとのコト…..さすがだねっ。ブレックファースト&ブランチが人気で、サンドイッチやパンケーキ、ワッフルやダッチベイビーを堪能できます。

AMERICA'S BEST NEW RESTAURANTS 2015にランキングされた”Milktooth”。

オーナーシェフはJonathan Brooksと彼の奥さんで、子供が生まれたのを期にレストランをオープン。野菜やお肉、卵や牛乳、そしてコーヒーに至るまで地元食材にこだわり、毎日美味しいだけでなく栄養満点な料理を楽しむことが出来ます。
こんな素敵なレストランがたくさんあって、もう….Indianapolisったら羨ましい~~。

古いガレージをリノベーションした店内はオープンキッチンで可愛らしい壁紙が目を引きます。

「朝食は一日で最も重要な食事なのよ。」と母親に言われて育ったオーナーシェフは、子供の頃に食べた母親の手料理がインスピレーションの源とのこと。運ばれてきた料理を見たらなるほど納得。店内の雰囲気もそうだけど、使っているお皿もそんな感じで思わず顔がほころぶ”ママの朝ごはん”。

オーダーしたのはローストしたブラックベリーとピーチ、グリークヨーグルトがたっぷり乗っかった定番メニューなSweet baby Dutch (私)。トマトやルッコラ、ベーコンなどなどたっぷりな具にポーチドエッグとフレッシュサラダを乗せたオムレツ(旦那)。カリカリトーストにチーズたっぷり、ダッグの目玉焼きが乗ったGrilled cheese with duck egg(友人)。

ああ…どれも美味しくて涙。メニューは季節によってどんどん変わるので、毎週通っても飽きることがありません。

食後に向かったのは昨年訪れてお気に入りShopに加わったLandwerlen Leather

相変わらず渋い店内にはレザークラフトアイテムがビッシリ。

今年は何を作るか決めてきたのでジャンジャン買いまくり。1lb(1ポンド=450g)で$5コーナーでは山積みになっているレザーを引っ掻き回しました。
なんせ創業から100年以上経ってるので、古~い計りがあったり(コレで計ります)、レジは無く手書き&電卓。多分同年代と思われる男性がお手伝いしてくれたんだけど、彼が3代目だそうです。
私:「日本から来たよ。」
3代目:「お~、弟が北海道で学校の先生をしていたよ。」
私:「そ~なんだ~!北海道寒いよね。」
3代目:「Indianapolisと同じぐらいかね。」

両手に抱えきれないほどのレザーを買い込み、Indianapolisを車で1時間ほど南下してNashville(インディアナ州の)方面へ。途中アンティークモールに立ち寄ったりしながら楽しいドライブです。

旅の前半はNew Yorkでどっぷり都会に浸り、後半は心落ち着く田舎を満喫。全くなんて贅沢なんでしょう!!

友人が「アメリカで一番美味しいカツレツ」と太鼓判を押す”Gnaw Bone BBQ & Original Gnaw Bone Tenderloin”のPork Tenderloin Sandwich(ポークカツ)でランチ。
閑静な別荘地(?)のBloomingtonを拠点としているフードトラックなんだけど、オーナーご夫婦がとっても良い方達で思わずホッコリ。奥さんは友人が来てくれたのが嬉しいらしく、「Ichi!!」っと満面の笑顔で出迎えてくれた。
そしてお待ちかねのテンダーロインサンドイッチ登場!
私&旦那:「で….デカイ~っ。」
見た目は豪快だけど、中身はポークカツとピクルス&レタスをバンズで挟んだだけ、素朴ながらジューシーでサクサクな豚さんがもう最高。

大口開けて肉にかぶりついていると、トラックの中から旦那さんがやってきて、「試作品なんだけど食べて感想聞かせて。」っと山盛りなバックリブをくれました。

これまた最高に美味しくて、ホロホロと骨から剥がれるお肉に涙。。あ~、アメリカ万歳。
改めて、メンズながらかなりハイレベルな味覚を持つ友人に感謝。本当に美味しい物をよく知っている。

お腹がいっぱいになったので、しばし街を散策。友人曰く「この辺りは日本の軽井沢みたいな所です。」と言うだけあって、寂れているようないないような。。すでに夕方5時を過ぎていたので人もまばらだしほとんどのショップが閉まってました。。

でもね、このいかにもアメリカの田舎町な雰囲気がとっても良い。お店に入らなくてブラブラしているだけで十分楽しい。

で、1件だけオープンしているアンティークショップを発見。

うゎ~っ!!こりゃぁたまらんですっ。

友人も初めて入ったと言う”Plum Creek Antiques”は、工具とかベイキンググッズ(焼き型なんか)とか、何だかよくわからないけど古くてカッコイイものが所狭しとびっしり並んでる(と言うか突っ込んである)!
3人とも大興奮で、細々したものを買い込みました(最後に紹介します)。

一人New Yorkに旅立ってから10日が経ち、思い返せばいろんな所へ行き、素晴らしい景色を眺め、たくさんの人達と出会い、そして食べて食べて食べまくった2015年のアメリカ旅行。
最後の晩餐はキューバレストラン”Havana Cafe”で。

オックステールシチュー(牛のしっぽ)が人気メニューとのことなのでコレをオーダー。旨みぎっしりトロットロなお肉を一口やると、思わず唸る絶品です。フライドバナナが良いアクセントになっていて、日本に帰ったら作ってみたいメニューに加わりました。

締めにふさわしいディナーを満喫し、帰国したくなくてちょっとブルーな気分に….。でもまた頑張って来年来るからね~。

— Day 11 and 12 : Return home —

毎年同じ時間のフライト(am9:00)で帰国するので、いつものように出勤がてら空港まで友人に送ってもらい、長らくお世話になったお礼&別れを惜しみました。
去り際に友人が「空港内にが入りましたよ~。」っと教えてくれたので荷物を預けて早速腹ごしらえ。
ブレックファースト&ブランチが人気な“Patachou”は、”グルメシティーIndianapolis”の先駆け的レストランで市内に6店舗ある。最初に訪れた時は2店舗しかなかったから2~3年で急成長したのね。

旦那はBACON BROKEN YOLK SANDWICH、私はFRESH FRUIT, GREEK YOGURT AND GRANOLAとChinnamon Toaste。

コレコレ、素材を活かしたシンプルさがたまらない。
普段日本食を食べないので長期旅行に出ても食事で困ることは無い私。むしろ日本にいた方が外食できずにいます。。帰国したら作ってみたいメニューがたくさんあるので楽しみだっ!

Indianapolisから一路Chicagoへ。

毎度ビビる小さな飛行機は、何度乗っても慣れません。

座席が旦那と離れていることもしょっちゅうなんだけど、こういうスモールサイズの時はそばにいてほしいと強く思うんです。。万が一の時は小さかろうが大きかろうが変わらないんだけどね…。

約1時間でシカゴ到着。国際便の出発までAmerican Airのラウンジでしばしのんびり。お腹いっぱいなくせに食べ物があるとつい手を出しちゃく食いしん坊な私です~。

帰りもJalプレミアムエコノミーで快適なフライトでした。機内食も安定した味で満足(所詮”機内食”だからね)。

13時間後の午後3時に日本到着。車をピックアップしてビュイ~ンと帰宅。大量の荷物やら洗濯物やらもその日のうちにサクサクっと片付けて夜にはマッタリ。

私愛用のスーツケースは機内に持ち込めるギリギリサイズ。コンパクトだけど12日間ぐらいならこれ1個で十分なんですっ。大きい方と言うか普通サイズは旦那の。ほとんどカラで渡米し、帰りはパンパン&段ボールの山を持ち帰る。

で、今回持ち帰ってきたのがコレ。

アンティークショップで買ったベイキンググッズやナイフ。

Pie Pan & シルバートレーとナイフ
CORNSTICK PAN

食器類に…。

今回はあまり買わずにいようと思っていた食品類。やっぱり…..安いのでつい買ってしまいました。。

その他細々したものたくさん。中には日本で売っているのもありますが、半額ぐらいで買えちゃうから。
N.Y.Cで買ったのは右上のマップぐらい。後は渡米前に友人宅に配送しておいた物とIndianapolisで買った物。

ブーツとかいろいろ

PIE BOX
Sucreのお土産
レザー類
こうやってみると….まだまだ持って帰れるね!!
詳細は”Design House”にて紹介します。

さて~、そろそろ帰国してから1年が経とうとしているのにようやくこのブログを書き終えましたっ。
写真と思い出がたくさんありすぎってのと、日が経てば経つほど薄れる記憶を辿るのに苦労して….でもこれにて終了。次回は帰国後すぐにやらないといけないですね。

Indianapolis Map

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3 thoughts on “New York & Indianapolis Vol. 2 -Indianapolis-

  1. lex 返信

    いい旅行記事ですね!楽しい雰囲気に飲まれる写真や文章…読み手まで現地にいるような気分になりました。アメリカでのお買い物も良いですねー、行った事がないのでお羨ましいです。購入品が今まで税関で引っ掛かかった事とかありますか。珊瑚とか食品とか。私は今までなかったですが、購入する時躊躇してしまう事があり、中々買えなかったりして…笑

    1. fujey 返信

      lexさんへ。
      コメントいただきましてありがとうございます!
      長文なので読むのに時間がかかったのでは??
      今までいろんなものを持ち帰りましたが、税関で引っかかったことはありません。バイクの部品とか…鹿の角とか…結構怪しいのもありましたが。。
      機内に持ち込もうとするとアウトな物もあるので、心配な時は預ける荷物に入れると良いですよ!

  2. lex 返信

    読み手をグイグイ引き込む内容で、良いボリューム感の文章ですよ!ご夫婦の仲の良さも伝わってきて、おしどり夫婦ってこんな感じなのかなっと思いました。次回も楽しみにしています!

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