Indianapolis & Chicago

昨年に続きゴールデンウィークにに住む友人の所に遊びに行きました。
毎年のことだけど今年は更にエアチケット予約(特典航空券)した時期が遅かった….。最初の予定ではNew York→Indianapolisだったけど、キャンセルが出そうなChicago→Indianapolisで待ちました。
なので残念ながらN.Yは来年に持ち越し。「今年は無理かな….。」と諦めかけていた出発6日前にエアチケットが取れた今回の旅行。でも帰りの便が決まらないまま出発し、帰国予定日3日前にキャンセルが出たとの連絡を受け一安心。いつものようにギリギリです。。

North America2014/4/29~5/6 -8days-

Air : ・American Air / Hotel : Chicago Hilton and Hampton Inn

私と旦那、そして友人達との思い出をいつものように大量の写真と共に残しておきます(※写真はiPhoneとデジイチにて撮影)。天気が今イチで気温は一桁だったIndianapolis 。天気のせいにするワケじゃないけど、外で撮った写真は満足の行く物が少なくて…..なので食べ物の写真オンパレードです。

— Day 1 : Indianapolis —

Shucreを実家に預けて車で空港へ出発。まずはJALファーストクラスラウンジでまったり朝食&マッサージ。
新しくなったエコノミークラスは従来より足下が10cmほど広くなりました。大きなモニターも付いていてかなり快適。
”所詮機内食”と割り切ればそれなりに美味しく感じてしまう機内食。寝る・映画を見る・食べるしかやること無いので美味しく無いとか言ってられないしね。。狭い空間でひたすら食べまくってフォアグラ状態。

約11時間半のフライトを終えChicagoオヘア空港に到着。
Indianapolis乗り継ぎ便の出発まで3時間以上あるので空港内を散策しました。
日本では長時間行列に並ばないと買えないシカゴが地元な”Garret Popcorn”で並ぶ事無くJumboサイズを購入($13)。
Garret初体験ですが….これは….認めたくないけど2時間並ぶ価値アリな美味しさ!!

毎度発着が乱れるオヘア空港ではこの日も国内線が飛ばず3時間遅れで出発。貴重な時間をここで計6時間もロスしてしまった。。たった50分のフライトだけどビジネスクラスにアップグレードしてくれてIndianapolisに着いたのが夜7時頃。
お仕事終了後ショッピングモールで落ち合うはずだった友人が空港まで来てくれ再会を喜びました。
彼とは昨年の11月に帰国した以来
次の日お仕事な友人なので、空港で自分達用のレンタカー(下の写真の車)をピックアップして友人宅へ移動。

昨年ここへ引っ越した友人。独身男一人住まいにしては豪華すぎ。。こちらで4泊お世話になります~。

まさにアメリカ的な可愛いお家。ひろ~いガレージにテラス、2バスルーム&3ベッドルーム、サンルームに裏庭まである。
散々物色した後は待ってましたのディナータイム。アメリカ上陸後初めての食事で訪れたのはこちらの”black market”。

メニューをざっと見てまっ先に私のアンテナがピピッとなったApple brined pork chop、旦那はダックのコンフィ、友人はBrined(ブライン=塩漬け)のラム肉をチョイス。前菜には私の苦手な牛タンをオーダー。
いや~、旨いっ。ウマ過ぎです!!柔らかくてジューシーなポークチョップ。コンフィ嫌いな私でも目からウロコのダック、しっとりしてクセの無いラム。そして肉厚でカリッと焼かれた牛タンの美味しさには驚いた。
日本ではなかなかお目にかかれない食材&調理法に鼻の穴が膨らみっぱなしな私。グリーンピースなんて大嫌いなのに、今まで食べてたのは何だったの??ってくらい美味しい!!

この旅でまず牛タン、コンフィ、グリーンピースを克服。
せっかく旅に出たのだから、苦手なものでもチャレンジしてみるもんだねっ。
1ポンド(450g)な肉も軽くペロリとやって、〆は自家製クリームチーズアイスクリームにソルテッドチョコレートソース。もう。。体重増加なんて気にしていられない。
日本のような写真付きメニューにお目にかかることがないアメリカ。でも料理好きなおかげで使っている材料と調理法を読めばどんな料理&味か分かるので失敗することはほとんど無い。食事中もどんな味付け&調理法なのか、こんな盛りつけ素敵よね、、、とか。。ただ「美味しい」だけではなく、出来るだけ吸収してスキルに加えたい。

いきなりツボにはまったこの素敵なレストランを後にし、家に帰ったらベッドにバタンキュー(最近これ使わない?)でした。

— Day 2 : Indianapolis —

朝早く出勤した友人オススメ近所のドーナツ屋さん”Long's Bakery”で朝食。

スタバでコーヒーを調達し、4種のドーナツと至福な時間(車中だけど)を。朝一番にこの組み合わせはサイコ~。

アメリカのドーナツでは甘さ控えめな部類。友人オススメだけあってフワフワ&シュワシュワが最高に美味しかった~。お次はこれまた友人宅近所にあるカーディーラー”Ray Skillman”のClassic Car Showroomへ。「スゴイですよ。」っと聞いていたけどホントにすごかった。。

クラッシックカーばかりが100台?200台??ひろ~い倉庫には歴代コルベットやマスタング等Ford系マッスルカーがズラリ!!あくまでも”ショールーム”なので入場料無料でもちろん全て売り物。たまらんねこりゃぁ~。

美しい車を間近でじっくり堪能できるオススメスポットです。

お次は近くのショッピングモールでお買い物タイム。じっくり買い物が出来るのはこの日だけなので(と言っても数時間)、目当てのショップを駆け足で周り、ランチはお得意のChipotle(ブリトー)でお手軽に済ませました。我が家の食卓に欠かせない食材を買い込むため”Whole Foods Market”へ移動。

「銃は置いていけ。カンノーリは持ってきてくれ。 (Leave the gun. Take the cannoli.) 」by Godfather

注文後にクリームを詰めてくれるcannolo espresso発見。食べたかったけど後の事を考えるとここでお腹いっぱいになるワケにはいかず断念。。

いつもながらテンション上がる食料品の数々。目に毒と思いつつヨダレをフキフキ目的の物のみ購入。レンタカーを返しに一路空港へ。仕事帰りの友人と合流してお楽しみのディナータイム!

チーズとハム&パン好きな我が家にピッタリ!と友人が連れて行ってくれた人気レストラン””。ローカルフードを使った食事とオシャレな店内、地元の人々でごった返していました。

クリームスパゲティーとホワイトサーモンのソテー、ビーフカルパッチョ。ハム&チーズそれぞれ約10種類の中から3種ずつ選べるプレートは、名前を見ても分からんのでスタッフに1品ずつ解説してもらって気になったのをオーダー。

付け合わせのオリーブとピクルス、そして絶品だったアップルソースとグレインマスタード(粒)、そして間違い無く美味しいであろうチーズ3種とハム&サラミ3種達がてんこ盛りっ。普段こういった食事をしている我が家にはたまらんですっ。友人もなかなか食べる機会がないとの事で喜んでくれた。涙が出る美味しさってこういうコトよね。。

どれも味付けは最高で、アメリカの食事は美味しく無いと言われた(思われた)時代はとっくに終わってるのです。
ここでもグリーンピースを頬張り、「フレッシュなら行けるっ!」っと大嫌いな食べ物を完全に克服した私。

こんなに明るいうちにディナーにありつける幸せ。「是非日本でもサマータイム導入してほしい。」と言ったら、「日本人は暗くなるまで結局働いちゃうよ。」….と。そうかもね。旦那も絶賛したバケットと、チーズ&ハムとの意外な組み合わせがあまりにも美味しくて感動した自家製アップルソース。

「瓶詰めしてあげるよ。」っと兄ちゃんに言われたけどその状態で日本に持ち帰るのは無理。。
で、材料と作り方を教えてもらった。

渡された材料メモだけど….字が汚くて読めんよ…。

自分がレストランを経営するとしたらこんな素敵な店にしたい。。っと、あり得ない夢を抱いてしまいました。

— Day 3 : Indianapolis —

ずっと調子が悪いと言う友人のバイクを旦那が微調整。若干良くなるも必要な部品が無いため諦めた。

私の中でこの手のバイクではコレが一番のお気に入り。ただただ”カッコいい”の一言です。

しばらくバイクをいじり、お腹がすいたので朝食を食べに出発。友人宅からダウンタウンを抜けて目的のカフェまで約30分。

前回来たときに来れなかった””です。

土日は若者で大にぎわいらしいけど、この日は平日&時間も早かったのでガラガラ。のんびりと食事を楽しめました。

ずらりと並んだ自家製デリにケーキ&お菓子、思わず笑みがこぼれニヤニヤ。

カフェをやるならこんな店に…..またまたあり得ないコトを想像してしまいます。

で、肝心の朝食。私は山盛りフレッシュフルーツに卵・ベーコン・チェダー・バジル入りのbreakfast sandwichでベーグルをチョイス($7.95)。旦那は卵3つを使った具沢山オムレツ&サラダプレート($8.95)。友人はアスパラガスと目玉焼き2個&トロ~リチーズにトリュフオイルがたっぷりかかったプルマンブレッドのトーストを($9.25)。サイドにbasil aioliマヨネーズが添えられたフレンチフライとグラノーラパフェをオーダーして全て完食。

うわっ….どれも絶品。。オムレツの焼き加減と言いベーコンの香ばしさ、絶妙な目玉焼きのトロけ具合が最高!この美味しさにはちょっとしたショックを受けた私。。そして自家製basil aioliマヨネーズにホッペタが落ちました。

こんなに美味しい朝食が食べられるなんて~!味を忘れないうちに日本に帰ったら早々作らなくてはっ。昨年知り合ったJoeのガレージへ。

ただ今ナックル製作中な友人。バイクタイトルを取得するため、お巡りさんを呼んで手続きをしました。役所に書類を提出し正式なタイトルが送られてくれば、晴れて”彼のバイク”となります。嬉しそうだね~。
1年ぶりに会うJoe夫妻。元気そうで何よりですっ。

お巡りさん新しいパトカーDODGE”Charger”でさっそうと登場。コレめちゃくちゃ早いらしい….。ドデカい銃を身につけたお巡りさんとこの車に追われたら逃げられないよね。Joeの住む地域はひたすらコーン畑が続くのどかな所。競走馬を飼育している牧場もあり、素晴らしい景色が広がっています。

友人:「馬乗りたいです~。」私:「じゃ、是非来年!」

ダウンタウンに戻り、Indianapolisで人気のチョコレート屋さん”The Best Chocolate In Town”にてGinger Wasabi・Fiery Pepper・Dark Chocolate marshmallowをおやつに買ってみた。上質なチョコレートと異質な組み合わせのフレーバーが絶妙で美味しいっ!この日のディナーは友人自慢のをごちそうしてくれるとのコトで、食材の買い出しに肉屋とスーパー巡り。

グルメな友人曰く、「肉はココ、野菜はココ、フランクフルトはココ…..っと決めてるんですっ。」
だよ~ねぇ~!!私も肉、パン、チーズe.t.c…..と買うお店が決まってる。
肉屋に並んだ旨そうなのを見てたらお腹がすいた。で、オススメのジャークチキン屋さん”Jamaican Style Jerk”へひとっ走り。
ちょいと危険な香り漂うエリアにあるんだけど、本場ジャマイカンなオジさんが愛情込めて(?)作ってます。

年に数回故郷に帰ったとき各種スパイスを持って来ると言うこだわりのJerk Chicken。焼きバナナとスパイシーでホロホロ&ジューシーなチキン、そしてブラウンライスとジンジャービアの組み合わせが最高!!チキンの部位はホール(1羽)、半身、片手脚、両手脚、胸などいろいろ選べます。上の写真はボリュームたっぷり片手脚1人前で$4.25ナリ(安っ)。

今回でIndianapolisを訪れたのは3回目。で、毎度休館日で登れなかった”Soldiers & Sailors Memorial”に初登頂!
躍動感あふれるレリーフが素晴らしく、初めて見た時は鳥肌がたった。

高さ87mでエレベーターもあるんだけど、せっかくだからと張り切って階段で。。途中「やめときゃよかった….」っと思いつつ狭くて急な階段をひたすら登り、3度目の正直でIndianapolisの景色を拝む事が出来ました。

南北戦争に従軍したインディアナ州出身の将兵を記念し1901年に建てられたこの記念塔。その後も各地の戦争・戦役で戦没したインディアナ州出身者を奉る慰霊塔となっているそうです。今にも動き出しそうな彫刻の数々は素晴らしいの一言。

今年もバイクが集まる集会(こういうの何て言うの….?)に行ってみた。
最高に良いお天気だった昨年は100台ぐらいのバイクが集まってたけど、この日の気温は8℃。バイクは3台のみ……だよね~、さすがに寒いよね~。どんなに寒くても年中バイクに乗る旦那:「なんだよ情けねぇ~な。」だそう。。
で、お腹もすいたので友人宅に帰ってBBQタイムっ。

炭を作っている間、調子の悪い友人バイクの調整に再チャレンジ。ホント、メンズ2人はバイク命なのがよくわかる。どこが悪いのか、ココをこうしてみれば?いやいやこうだろう。。。同じ趣味を持つ友人って宝だねっ!

2ポンド(約900g)の骨付きリブアイと1ポンドのブラインポークチョップ。ドイツ系肉屋で仕入れたフランクフルト3本(1ポンド)、オーガニックなトウモロコシ3本と立派なアスパラガス、長さ70cmのバケッット…..と大量に食材を買い込んだ。

友人:「これじゃ足りないッスよね??」。渡米して15年?すっかり胃袋もアメリカ人になってしまってます。。
グリルマスターからBBQの極意を伝受してもらったと言う友人が、厚さ5cmの肉を丁寧&じっくりと焼いてくれました。
私:「そうだよね、本来BBQって本来こういう物だよね。肉の塊は愛情込めて大事に焼くもんだよね~!」

これを食べたら”日本のBBQ”では物足りなくなる。。「グリルマスターから伝受されたBBQの極意」を私も伝受してもらい、今シーズンチャレンジしてみることにしますっ。

— Day 4 : Indianapolis —

友人宅があるこの地域はダウンタウンまで車で約20分。田舎すぎず都会過ぎず、我が家と同じような環境でとても住みやすい所です。ご近所さんともうまくやっているようだけど、庭の芝刈りに追われる毎日が大変そうだ~。

毎食ガッツリ摂取しているので、この日は軽くブレックファーストコーヒーで済ませた。

これまた私のツボどストライクなカフェ。「カッコいいでしょ!」っと気張って無くこの緩い感じがたまらない。ずっしりとしたマーブルのテーブルとカウンターが心をわしづかみ。

こんなカフェを…..と、またまた夢は膨らむ私。

1年前までシナモンが大の苦手だったけど、少しずつ克服し最近は結構大丈夫になって来た。

で、そろそろチャレンジしてみようとシナモンペストリーの大堂シナモンロールをオーダー。
トロ~リとトロけたアイシングに清涼感漂うシナモンの風味が絶品!!思ったよりも甘く無く上品なお味でビックリ。こんなに美味しい物だったんだ~っと、またもや新たな発見に感動です。

甘いの苦手なクセにコーヒーはカフェモカが好き。たっぷりミルク&クリームでほっこりモーニングタイムを満喫。スタバで言う”Grande”ぐらいが$3(上の写真)、”Venti”サイズで$4.25。丁寧に入れてくれるコーヒーは最高に美味しかった~。

この日はじっくり1日かけてIndianapolis巡り。

新・古書が入り交じる本屋さん。小さいながらコーヒーを飲みながらのんびり楽しめる素敵な空間でした。

最近Indianapolisにも登場したバイクシェア。東京にもあるけど全然規模が違うので活用する価値大(乗らなかったけど)。

この辺りは再開発地域で奇麗に整備されてる。至る所にアートな物があふれていて、美術を学んだ私にとっては心躍ります。

アートなハンドメイドグッズ専門店の”Modern HOMESPUN”で一目惚れして写真右上にあるIndianapolisの特大ポスターを購入。

丁度”rockers reunion”と言うバイクのイベントもやっていて賑わうダウンタウン。

朝ご飯がシナモンロールのみだったので大きくなった胃袋がキュ~キュ~言い出した。
友人:「ザリガニ食べます?」私:「食べる~っ!!」
日本ではまず食べられない食材”Crawfish”(ザリガニ)。ニューオリンズで食べられるアレです。出来れば茹でたてを食べたかったけど、さすがに内陸なでは食べられないらしく(新鮮じゃないとダメ)、ケイジャンシチューのEtouffee(エトゥフェ)にチャレンジ。

私はチリチーズエトゥフェ(ザリガニ入り)、旦那はチキンカレーエトゥフェを。超スパイシーでザリガニもエビみたいなクセが無くて凄く美味しいっ!これは日本に帰ったら作らなくてはっ。

更にパンチが欲しければ特製ソースをたっぷりかけて食べるとなをウマいっ。1皿$5.90とロープライスなのも嬉しい。

ちなみに2種類のシチューを選べるハーフ&ハーフで$6.80ナリ(やすっ!)。

次に訪れたのは渋い店内の”

親子3代続いているという革細工専門店です。

所狭しと詰め込まれた材料と革達。たくさんありすぎてアイデアが湧かないので、来年までじっくり考えようと思う。

コアなIndianapolisを堪能し、一日遊んであっという間にお腹がすいた。。
この日のディナーは渡米前から楽しみにしていたフライドチキン!!
友人がよくテイクアウトすると言うお気に入りレストラン” Hill”では南部の家庭料理が食べられます。
フライドチキンと言えば元は南部のアフリカンアメリカンが作り出したソウルフード。
友人:「ラードって体に悪い物だと思ってたんだけど違うんですね。」
私:「マーガリンやショートニングに比べればよっぽど良いよね。」
超高カロリーだけどカリッとした歯触りと風味が良く、ラードで揚げたチキンは芳ばしくてほのかに豚油の味がするんですっ。

いつもテイクアウトなのでこんなに豪華だなんて知らなかった。。と言う友人。映画に出てくる南部のイメージまんまで素敵な店内。胸肉が好きな旦那はWhite Meat、脂っこいの大好きな私と友人はDark meat(もも、手羽先、ドラム部分)をチョイス。

しばらくするとこれまた映画に出てきそうなお母さんがニコニコ顔で何やら運んで来た。
ビーツのピクルスにスティックサラダ、カッテージチーズに炒めたインゲン&コーン、マッシュポテトにアップルバター&グレイビーソース、焼きたてホヤホヤなビスケットにキンキンに冷えたグリーンサラダ…..気がつけばテーブルいっぱいに。。で、最後に大皿に盛られて運ばれて来たのは揚げたての山盛りチキン!!

この時点で旦那も私も号泣。生涯で何度か頭をよぎるこのフレーズ….”生きてて良かった。”

料理本片手にたくさんの料理を作って来たけど、一度食べてみたいと思っていた”アメリカの家庭料理”を食べる事が出来て幸せいっぱい。雰囲気からすると結構高いのかな~と思ったんだけど….。これ全部で1人$18.95よっ!!!最後にデザートのアイスクリームまで登場し….あり得ない金額にまたまた号泣。

カフェで食べた上品なシナモンロールがあまりにも美味しかったのでいろいろ食べ比べてみたくなった。で、思い切って”CINNABON”のミニボンを食べてみた。「う~ん美味しいっ!!!」ここでまたシナモンを完璧に克服した私。脳みそが揺さぶられる強烈な甘さだけど、ま、これもチャレンジして良かった一品。今度は自分で自分好みを作ってみようと思います。

今回も新たな出会いがありました。友人に紹介された板金業(って言うの?)のJeyとその彼女に、昨年知り合ったKevinのガールフレンド。お宅訪問したりバーで飲んだりバイクがらみの話で盛り上がったりと楽しい一時を過ごしました。

また来年必ず会おうね!

— Day 5 : Indianapolis to Chicago —

Indianapolis最後の日。
「田舎で何も無い。」っといつも友人は言っているけど、大都会には無い良さがあるIndianapolis。訪れるたびにこの町の魅力にハマっています。

居心地の良い友人宅も名残惜しいけど、友人同行でChicagoにむけて出発。

でもその前に朝ご飯を….Indianapolis最後の朝食は”End of the line”。

旅に出ると食文化の違いで苦労する人もいますが、量は違えど内容はいつもこんな感じな我が家の食卓

なので日本食が恋しくなることはありません。

昔は路面電車が走っていたIndianapolis。その終着点がここだったから店の名前が”End of the line”。

お腹がいっぱいになったら美味しいコーヒーを飲みに友人行きつけのカフェ”Calvin Fletcher's”へ。私と同じくカフェインが切れると震え出す友人(?!)はお気に入りカフェがいっぱいある。

一見楽器専門のアンティークショップに見えるけど….。

レジ周りに世界各国のお札が貼られていたので、スタッフに千円札を渡して野口英世も仲間入り。「チップじゃないよ~。」
そんな会話をしていたら店内の写真を取り忘れてしまいました~。

いよいよIndianapolisを離れるとなるとなんだか寂しい。。

ゴーストバスターズがいたり、可愛いネオン看板があったり。。液体窒素で作るアイスクリームや初めてドライブスルーATMでお金を下ろしたり。。お揃いのジャケットを買って喜ぶメンズ2人に、買い物リストを制覇して満足げな私。

また来年も来るからね~。

いざシカゴへ!

滞在5日目にしてようやくお天気になり青空を見る事ができた。やっぱりこうじゃなくちゃねっ。

旅の必需品なWi-Fiは8日間で¥6,000ぐらい。4Gで5台まで接続出来てサクサクネットにつながります(写真左上)。

シカゴに向かう途中、Winamacにある”Kersting's Cycle Center and Museum”へ立ち寄った。

Harlley-Davidson以外にもIndianやTriumphにYamahaやHondaと、ありとあらゆる種類のヴィンテージバイクがずら~りと展示されていて見所満載。

こちら1910年製のHarlley-Davidson。渋いったらありゃしない….。

こういうヘンな物を真剣に作るアメリカ人の遊び心って良いよね。それによじ上ってポーズ取る彼らも何だけど…。

Indianapolisから途中より道しつつシカゴ到着。
大型犬と出会う事が少ない日本と違い、Bigサイズなワンコで溢れるアメリカ。我が家のSucreが恋しくなりました。

2頭目飼うなら….と考えているスタンダードなグレイハウンド、馬並みなデカさのグレートデン、美しい毛並みのワイマラナー、古着屋の番犬フコフコシェパード。カフェやレストラン、ホテルに洋服屋….どこに行ってもみんな大人しくしていて躾の重要さを実感します。

昨年探しまくって見つけられなかったポーランドのドーナツ””(ポンチキ)。
今回はしっかりリサーチして美味しいと評判なベーカリー”Bridgeport Bakery”へ。夕方4時前に到着したので棚はガラガラだったけどお目当てのポンチキが数個残ってた!!(ポンチキの詳細はWikipediaで見て下さい。)

カスタードとラズベリージャム入りを買い込み2年越しのポンチキを味わいましたっ。メンズ2人は違いが分からなかったみたいだけど、ドーナツよりも軽くてリッチな生地がフワシュワ~。甘酸っぱいラズベリージャムとの相性も抜群で美味しいっっ!油で揚げているにも関わらず、かぶりついても”ジュワッ”とした油っぽさが無いのに驚いた。ブランデーが生地に入っているので揚げても中まで油が染み込むことが無いそうです。ようやく出会えたポンチキを日本でも探してみようと思いますっ!

友人:「シカゴでは何食べたいですか?」私:「シカゴだからね…やっぱ肉でしょ!」

ってコトでスペアリブメニューが人気なレストラン”The Smoke Daddy”へ。

メンズ2人はベビーバックリブとスタンダードなスペアリブにリブチップス(スペアリブの細かい部分)の3種のリブをチョイス。これだけでも山盛りなのに更にBBQチキンハーフを追加。私はチキンとポークのプルドミート(肉を細切れにしたヤツ)が乗ったサンドイッチにサイドはマカロニチーズをチョイス。

いや~。。たまらんですっ!!テーブルにドカンと置かれた肉達を黙々と胃袋に押し込んでペロリと完食。

サイドのMac-N-Cheeseも最高にウマウマで…。丈夫な胃袋で幸せいっぱい。

まだ夕飯には早い時間だけど店内大にぎわい。私達が帰る頃には外に行列が出来ていました。

古着屋が集まるエリアを散策後ホテルにチェックイン。シカゴは4回目だけど、毎度じっくり散策する時間がなくて….。せっかくなので夜の街に繰り出した。

友人の友人がライブをやっているって言うので行ってみた。

さすがに….この年齢での大音響はこたえます….しかも夜中の12時過ぎだし。。

ダウンタウンエリアってのもあるけどシカゴのホテルは高い。今回宿泊したのはまぁマシな値段だったHillton Chicagoで2Bed・パーキング代込みが$300ちょい。高いよ…。目の前に広がるミシガン湖を一望できる素敵なお部屋だったから良かったけどね。

大量に肉を摂取したのが早めの時間だったのでお腹がすいた。。シカゴと言えばホットドッグでしょ~….ってコトで”Superdawg -In”へ。車に乗ったまま注文→ネエちゃんが車まで持って来てくれるっと言うシステムです。

いや~。。これまた人気店だけあってウマいのなんのって!!”グルメバーガー”ならぬ”グルメホットドッグ”って感じかしら。。11時過ぎなのに次から次へとお客さんがやってきて….さすが巨漢大国アメリカ。私もこの調子で食べ続けたらああなるんだろうな~ってのがわんさかといらっしゃいました。

— Day 6 : Chicago —

Indianapolisよりも天気が良かったChicago。旅行中旦那は毎朝ランニング、私はカメラを持ってお散歩に出かけていました。(友人はグ~スカ…Zzz…)
こちら旦那がランニング中撮影した朝のシカゴ。

最近は上手に写真を撮れるようになりました。ホテル目の前にある公園を通りミシガン湖へ。

清々しい感じがよく伝わってきます。

さっそうと湖に向かった旦那とは逆に、私はシカゴらしい景色のダウンタウンをぐるりと回って約1時間のお散歩へ。

名物直角カーブ(に近い)を通過する電車を撮りたくて、カメラ小僧みたいに電車待ち。。

数々の映画の舞台になったシカゴの街。

どこを見ても絵になる風景です。

たくさん歩いた(走った・寝た)らお腹がすいた。。

で、私がチョイスしたのはホテルそばにある”Eleven City Diner”。ニューヨークの”Carnegie”や”Katz's Delicatessen”と同じく、パストラミとザワークラウトとチーズをライ麦パンでサンドしたRubin's Ruebenが有名です。行列ができるほどの人気レストランだけど、タイミング良くあまり待たずに席に案内してもらえてラッキー。

中二階(メザニン?)があるレイアウト&男心をくすぐるデザインにメンズ2人の心をわしづかみ!

で、肝心な料理は私の胃袋をわしづかみっ!!
友人はReuben sandwich。旦那はコーンビーフに2個分のスクランブルエッグ山盛りとトースト。私はソーセージとオムレツがブリオッシュみたいなのにサンドされたたヤツをオーダー。それぞれサイドにこのレストランご自慢のハッシュドポテトがついて来る。

普段の食卓を見てもらえればわかると思いますが、基本的にこういう気取ってない料理が大好きな我が家(気どってるのも好きだけど)。全てが美味しくて軽いカルチャーショック。

メンズ2人:「1Fをガレージにして中二階に住みたいっ!!」だそうです。

あんなに広くて素敵な家に住んでいるのに….ま、夢は大きい方が良いよね。

食後は4度目にして初めてのんびりシカゴの繁華街を散策。

いつも夜とか車で通り過ぎるだけだったけど、こうやって歩いてみると新たな発見がいっぱい。素晴らしい建築物にただただ圧倒されるばかり。

こちら”Allsaints”の店内。やっぱりスケールがちがうよね。。

こちら外観。

ズラリと並んだミシン達がかわいくて。。

さて….1日ぶらぶらやったらお腹が空いた。毎日死ぬほど食べているのになんでこんなにお腹が空くんだろう??
帰国が急遽1日伸びたので、友人は先にIndianapolisに帰ります。なので3人での食事はこれが最後。
友人:「何食べます~?」私:「やっぱコレでしょっ!!」

以前、アメリカのTV番組でやっていたBacon Explosion(ベーコン大爆発)が食べたくて…。

シカゴでBacon Explosionと言えばココ、”PADDY LONG'S”へ。グルメな友人も未体験とのコトなので3人でチャレンジ!!
注文してから温め直すのに30~40分かかると言われ、メンズ2人を残して私は近くの”TRADER JOE'S”へ買い物に。
スーパーを物色中旦那から電話が。。「来たよっ!」
店に戻るとテーブルにドカンと置かれたBacon Explosion、山盛りフレンチフライにビッグサイズなバーガーバンズとペッパージャックチーズが….。
私:「#!%*&_+@#!!!!~!!!!」

ド~~ンッ!!!!!!!

迫力ありすぎて一見何なのかわかりませんが…..スパイスの利いたイタリアンソーセージとミートローフみたいな牛挽肉。コイツらを編み込んだ肉厚ベーコンでくるみオーブンで3時間焼いたものです。
何と重さ5lb.(5ポンド=2250g)でお値段$60ナリ。

スモークがガッツリ利いたベーコンは香ばしくベーコン好きな私にはたまらない!お肉が予想外にしっとりしていて美味しいっ。ヘルシー&上品なのが好みな人には受け入れられないと思うけど…こういうの考えるアメリカ人ってある意味すごい。

2キロ越えの肉の塊を3人で黙々と食べ、約2/3を胃袋に詰め込んだけどさすがに完食できず。。今回の旅で食べ残したのはこれが最初で最後だったので悔しかったわ~。もちろんお弁当箱(?)に詰め込んでお持ち帰りしましたっ。

今回の旅も残すところあとわずか。アウトレットモール”Fashion Outlets of Chicago”へ行ってみた。空港近くにあるので乗り継ぎ便待ち時間にサッと行けて便利だね。
最後の宿泊先は空港近くのモーテル”Hampton Inn”。ここで友人とはお別れです。毎度の事だけど長い期間つき合ってくれてありがとう!美味しい物、楽しい所、いろいろ連れて行ってくれ本当に感謝しています。

— Day 7 and 8 : Return home —

午後12時頃の便だったので、のんびりめにチェックアウトし無料シャトルバスで空港へ。JALと同じワンワールド加盟航空会社American Airのラウンジで出発までゆっくり出来た。

チェックイン時2人別々の席だったけど、飛行機乗り込み直前に隣り合わせの席が取れました(プレミアムエコノミー)。なんだか最後までバタバタした旅だったけど、結果的に全て希望どおりとなりました。ま、何とかなるもんだね~。

行きと同じく出された物は全部食べますっ。たいした差は無いけどやっぱり日本からの方が機内食はマシかな。。
昨年は段ボールの山を持ち帰ったけど、今回は1箱プラス予備バッグのみ。

オヘア空港内にある”TORTAS frontera”で食べ納めの朝ご飯。アメリカで有名なメキシカンシェフのサンドイッチ専門店です。

好みの具をチョイスしてパニーニみたいなホットサンドにしてくれる。スパイシーでクセになるウマさでしたっ。

最後の最後にまた美味しい物に出会えて幸せ~。

旅の終わりは寂しいけど、また来れるように頑張ろう!

今まで食べた事がある物、行った事があるレストランはあえて外し食べ尽くした1週間。帰国直後体重はプラス4kg。

今はすっかり元に戻ったけど、ずっとあちらで生活したら…っと思うと恐ろしい。
食べる事が好きな我が家と友人。「郷に入れば郷に従え」日本では食べられない物、味、見た目。全てを吸収しようといろいろ食べてたくさん勉強になった旅でした。そのおかげで苦手な食材もいくつか克服できたのもうれしいっ。

旅の収穫はこちら。

買い物時間があまりなかったので、途中でサッと立ち寄ったスーパーで買った食材がほとんど。。

詳細はこちらの“Design House”にて後日紹介しますね!

さて….延々と続いた写真と思い出話。
身内でも無いのにここまで読んでくれた人はいないと思いますが。。お疲れさまでした~。

今から来年の予定をアレコレ考えていますっ。

Indianapolis and Chicago Map

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