四半世紀以上のおつきあいで、すっかり家族みたいな存在の私のボス。イラストレーターとしても有名な彼がNew Yorkで個展をすることになり、急遽私も参加….っと言うか様子を見にビュ〜ンとN.Yまで一人で行ってきた。
N.Yは4回目で、初めて訪れたのはハネムーン、2回目はふらっと一人旅、3回目は旦那と途中で現地合流。今回は旦那とSucreはお留守番でした。
Indianapolisの友人Emazoが急遽途中から合流し、たまたま家族でNew Yorkを訪れていた旦那の妹さん家族とも合流したりと、今回のN.Yもどっぷり楽しみましたっ。
いつものようにダラダラと思い出を書き綴っているので、途中意味不明な箇所もあると思いますがそれもまた愛嬌。興味のある方は是非お楽しみください。
2018/7/25~30 -5 days-
— Day 1 —
いつもJAL利用だけど今回は久々のANA。羽田発着なので楽チン。
Chicagoで乗り換えが多いのでミシガン湖を渡るのってなんか新鮮。なので渡りきるまでじっと眺めてみた。左がWisconsinとIllinoisで、右がMichigan。
行きの便はお気に入りの非常口前シートが取れず中央列の通路側。昔はエコノミーで十数時間ボケ〜っとしてたけど、今はこうやってTVが見れて、ゲームもできて、食事も美味しくはないけど頑張ってるよね。
ウロウロしたり毛布敷いてストレッチしたりと、ここにいることが多い私(写真下段中央)。ここってなんて言うスペース?なんだかんだやって結構あっという間にJ.F.Kに着陸。電車でマンハッタンまでウィ〜ンと移動。
前回のN.Y一人旅の時、電車に乗るの苦手な私はめちゃくちゃパニクって。。親切なオジさんに助けてもらったけど、今回はJamaica StationからLIRRに飛び乗って、乗り換えなしで34 stのPenn Stationまでビュ〜ンと約30分。
そこから10分ほど歩いて今回利用したHOTEL 32/32に到着。
マンハッタンのホテルは狭くて古くて汚くて…そんなホテルでもいっぱしの料金取るけど、ここは広くて新しくて綺麗なのにこの時期一番安かった。
Times Squareまで徒歩10分ほど。Bryant ParkとMadison Square Parkの間に位置し、地下鉄の駅も近いし立地は抜群。部屋からEmpire State Buildingも見えるのに、なんでこんなに安かったのかしら?きっと予約するタイミングが良かったのねぇ。
で、日本からの長旅に疲れてるけど、久しぶりのマンハッタンをのんびり散歩ついでに、コレが食べたくてトコトコやってきたのはこちら。ロティサリーチキンの”Ratatouille”。
名前変えたね(以前はChicken Provenceだった)。1/4で十分だとわかっちゃいるけど、ついついハーフを頼んでしまいました…。でも完食!
お腹がいっぱいになったら運動がてらチャリにまたがりMood Fabricsへひとっ走り。ファブリック好きにはたまらない聖地なここMoodはアメリカの某リアリティー番組でも登場する有名Shop。毎回立ち寄るんだけど、あまりにも生地がありすぎてどれを買えばいいのか迷ってしまい、おまけに閉所恐怖症な私には長時間ぎっしりと積まれた布に囲まれているのが厳しくて…今回も何も買わずだった。。次回は”何を作るか”を事前に決めてから行こうと思います。
マスコットのSwatchも健在。
私:「久しぶりっ!何歳になった?」
Swatch:「12歳になったよ。」
私:「じゃ、次もきっと会えるね!?」
で、その後”Dough”でドーナツにかぶりつき…。
この後どうするかねぇ〜っと何気無くiPhone Appの”Today TIX”(ブロードウェイチケットが格安で買えるアプリ)を眺めていたら、”Carousel”(初演1945年の古典ミュージカルで何度もブロードウェイでリバイバルされている王道な作品)が格安になっていたのでポチッと買ってみた。
TIXのスタッフが指定の時間(開演30分ぐらい前)になるとシアター前にいるので、iPhoneの画面を見せてチケットをもらう。支払いはアプリで済ませられるので簡単スムーズめちゃくちゃ便利ですっ。
で、肝心のミュージカルはと言うと、シンプルな内容だけどさすがに”生”で歌い上げる歌唱力は圧巻でした。
その後感動を胸にシアターを出て、真夜中なのに人手ごった返したタイムズスクエアを通り抜けホテルまでトコトコ歩いて帰還。
— Day 2 —
6:00 am起床。シャワーを浴びて”Best Bagel & Coffee”でBagel買ってチャリでCentral Park へ。New Yorkに行くと必ず必要になるiPhoneホルダー。今回も大活躍でしたよ〜。
異常な蒸し暑さと湿気で昼間は日本の夏よりも不快だったNew York、でも朝はカラッとしてて気持ちが良い。
お決まりの場所でBagelにかぶりつきお腹を満たしました。
家で留守番している旦那にFaceTimeして、朝の散歩を楽しむワンコとオーナーさん達を眺めつつ。。
どうして日本ではこの光景が見られないのだろう(みんなリード無し)…。と、”ペット”として飼われている犬達の行儀の良さに感心。
そして前回工事中で渡れなかったBow Bridgeへ。
Central Parkで一番美しいと言われているこの橋の景色に一人感動。
ボードウォークになってるのは知らなかったね…。
平日の朝は近所の人が犬の散歩しているくらいで、まだ観光客もいなくて独り占め。
次に向かったのはNew York Public Library。
建物好きな私。ここは前回見れなかったので楽しみにしていた場所の一つ。
Bryant Parkにある1911年、白亜の大理石をふんだんに使って建てられたこの公共図書館は、その素晴らしい装飾で有名。
コレを見たかった!
図書館だから入場料とかいらないし、隅々までのんびり見て回れます。
詳しい説明は省くけど、この素晴らしく巨大な建物は1日かけて探検する価値アリ。
ふぅ〜っ!とため息ばかりのスケールで、ひんやりした館内を散策したら…。
たまたまNew Yorkに観光に来ていた旦那の妹さん家族と合流。小学生の娘っ子2人を連れて夏のN.Yとは大変だね..。で、せっかくなのでランチを。
コレなら子供も好きだよね??ってコトでPrince St. Pizzaをかぶりつきました。
1スライスが$2~$4。安くて美味しくて抜群!New Yorkピザ食べ歩きには必ず立ち寄ってほしい店の一つです。いつも長蛇の列だけど時間を外せば待たずに買えます。
その後は大人も喜ぶMorgenstern’s Finest Ice Creamに連れて行ってあげた。
うん、安定の美味しさでホッコリです。
でもね、有名じゃなかった頃はのんびり「何にしようかなぁ〜。」っと迷えたけど、この時はすでに人気店になっていて結構並んでました。良いんだか悪いんだか…。
義理の妹家族と別れて向かったのは、この旅のメインイベント。SOHOにある”Blue In Green”で開かれているボスの個展へ。
私:「はるばる来たよ〜。」
ボス:「お〜ぅ!ありがとさ〜ん。」
四半世紀のお付き合いになるけど、コレ見たことないじゃんっ!!
ボス:「10代の時に書いたんだけど、あまり好きじゃないんだよ。」
私:「じゅうだい….?!いや…コレは。。すごいよね。さすがです。」
某アパレルメーカーのボスなので、お洋服も一緒に販売。連日訪れるお客さん(?)と直接触れ合え地元ニューヨーカーの反応も上々。
また是非やってくださいっ。どこだろうと見に行くからね〜。
個展を開催したSOHOにあるセレクトショップBlue In Green。なかなかの品揃えでハイセンスなニューヨーカーにも人気のお店。場所柄客層もハイソな感じでオシャレです。で、オーナーさん自らヴィンテージのエスプレッソマシン(高そ〜)で極上のカフェラテを入れてくれました。ああ…疲れた体にしみるて美味しい〜。
その後ボスと一緒にお楽しみなディナータイム。リトルイタリーが近くなので、みんなが知ってる”Benito One”を事前に予約しておいてもらいました。巨大トマトとモッツァレラ、レッドペパー(パプリカ)のCapreseに、メニューに載ってない巨大ロブスター入りAglio e olio Spaghetti(頼んで作ってもらった)。サーバーのお兄さんが色々教えてくれるもんだから、アレもコレもと食べたくなっちゃって。。
で、メインはポークチョップにプロシュートとマッシュルームが大量にサンドされたのを赤ワインで煮込んだやつをチョイス。これがね…全て激ウマ。しかもお値段が安すぎるっ!全部で$60ぐらいだったかな??ボスはワイン2杯飲んだし、おっきいロブスター丸ごと1匹入ってたよね?この値段であってるお兄さん??
有無を言わせず出されたイタリアンブレッドにたっぷりバターがまた最高に美味しく、甲殻類好きな私とボスには涙ものの極上ディナーは忘れられない旅の思い出の食事になりました。
会話も弾み気がつけば夜10時過ぎ。ボスの朝ごはんを買いにWhole Foodsに立ち寄りそこで解散。で、電車と徒歩にてホテルに到着したのが12時過ぎ。ライトアップされた建物はどれも魅力的で、ついつい遠回りしたくなる….夜のマンハッタンは昼とはまた違った魅力があります。
— Day 3 —
義理の妹家族とブレックファーストの約束をしていたので、チャリに乗ってColumbus CircleにあるWhole Foods Marketへ。昼間は蒸し暑くて不快極まりないけど、朝はさすがにカラッとしていて気持ちがいい。ラッシュアワーでタクシーがズラリと並ぶ8th Ave.をひた走り、Central Park脇に自転車を返す。ホント、このチャリンコが大活躍でね。前回もそうだったけど、この旅でも「何十キロ走った?」って感じ。
そしてみんなと合流し、お決まりWhole Foodsのデリで朝ごはん。好きなものを選べるので子供も喜んだ。
その後は家族と別れて歩いてホテルに戻ることにした。Wiliams Sonomaでは毎回ため息まじりに眺めるキッチンストーブを眺め(どこの店舗にも置いてある)、プラザホテル下に入ってる”The Plaza Food Hall”で食後のスイーツを買おうかどうしようかと悩んで結局やめて。。
あまりの暑さに参ってしまい、St. Patrick’s Cathedralに飛び込んで休憩。ひんやり気持ちよくてしばし涼んだら、やっぱりチャリにまたがりホテルまでビュ〜ンと戻りました。
今回は一人旅だったので、荷物は最小限。なので道中に買ったのは”EO”のHand Sanitizerのハンディータイプと詰め替えボトルのみ。日本からも買えるけどセールでめちゃくちゃ安かったから買っちゃた…。
キンキンに冷やしたホテルの部屋で一休み。そしてなぜか毎回このブログに登場するEmazoと合流。そう、、この旅に合わせてIndianapolisに住むEmazo(毎回登場)がNew Yorkまでやってきた。なぜってね….Peter Luger Steak HouseのPorterhouse Steaksを食べるため!!
1887年創業、BrooklynのSouth Williamsburgにある老舗のステーキハウス。New Yorkには行くべきステーキハウスがたくさんあるけど、やっぱりここは外せないよね。ちょうどお誕生日月だったEmazoと小さなバースデーパーティー。気さくなサーバーおオジサンのテンション高くてね(わざわざメガネ取らなくてもいいよ)。
で、お味はと言うと….。数々の肉を食べ歩いているけど、コレは….。ラーメンと同じで好みにもよるけど、私とEmazoの中ではトップクラス!濃厚で深い味わい、サクサクとした食感と肉質。焼き加減もパーフェクトで最高でしたっっ。
For twoで約 36-38 oz. (1kgちょい)を2人でペロリと平らげて、「コレ、一人で食べられちゃうね。。」っと余韻に浸りつつお会計。そう、ここは現金のみなので行こうと思ってる人は注意ね。
食後はグルメなお塩とチョコレートを買うためGreenwich Villageにある”The Meadow”まで食後の運動も兼ねてお散歩。旅すると必ず買う”お塩”は、その土地ならではのものがありなかなか見ていて楽しいです。
でね、Emazoと旅するとこうなることはわかっていたけど、”夜食”に”Xi’an Famous Foods”のビャンビャン麺を食べてみたら…ウ…ウマイっっ!!これまたEmazoと感動の出会いを噛み締め、さすがにお腹いっぱい。
ズルズルと重たい足取りでホテルに戻り、窓から見えるエンパイアステートビルにおやすみ言ってバタンキュ〜。
— Day 4 —
朝一番にChelsea Marketへ!フレッシュなSea Food MarketにButcherにCheese Shop、House madeなStockやBrothなんかもあって、見ているだけで楽しいのよねぇ〜。
で、やっぱりここに来たらLobster Rolls食べなきゃね。
Emazoは好物なSoft Shell Crabのサンドウィッチを。今が旬だからねっ、甲羅が柔らかくてパリサクッ!Lobster Rollsは日本で有名なLuke’sよりもこっちの方がシンプル。でもどっちも美味しいので是非食べ比べてみてください。
お次はまたまたここに来ちゃってね….美味しいアイスクリームショップはたくさんあ’るけど、ここ”Morgenstern’s Finest Ice Cream”のは卵使ってないからさっぱりしてる。だからね、いくらでも食べちゃうっ!
BlueberryとMapleのシンプルフレーバー。あ〜。幸せ。。
ManhattanからBrooklynに移動し、古着屋巡りと合わせてブラブラ散策。
私と違いチャリよりも電車&徒歩がメインなEmazo。靴がね、ぺったんこなMINNETONKAでこんなに歩くと思わなかった私。途中で歩くの辛くなってね…もう激痛。で、急遽Nikenに飛び込んでうん10年ぶりに”スニーカー”購入。これでまた元気に歩けるようになりましたっ。
でね、最後のディナーはまたお肉。夜9時過ぎに飛び込んだのはこれまた老舗な”Keens Steakhouse”。前回旦那と訪れた時はステーキ食べなかったし、”Peter Luger”とPorterhouse Steakの食べ比べもしたかった。
Emazo & 私:「おおっ、さすがに美味しい!でもPeter Luger軍配だねっ。」
両隣に座ってたカップル達と会話が盛り上がり、「この人コメディアン?」ってくらいに面白いお兄さんの話で涙(笑い過ぎ)。これまた食べ比べのN.Y Cheese Cakeはなんか日本の卵焼きみたいな食感で私にはかなりイマイチ。こちらもPeter Lugerの勝利だね。
— Day 5 —
最終日の5日目。相変わらずの寝相の悪さなEmazoを叩き起こしてブレックファーストへ。Emazoチョイスな”Spoon Table & Bar”でBagel Plate(Emazo)とButtermilk Pancakes(私)。
Emazo & 私:「量多すぎるよ。。」
アメリカに移住して18年なEmazo、「未だに都会のこの量に慣れません。」とボソリ…。
私は夕方の便で帰国。Emazoは夜の便でIndianapolisに帰ります。それまで2人でのんびり散策。
“RRL”高いけどやっぱり日本よりアメリカ全然安いよね。掘り出し物のジャケット(Emazo)と、旦那にお土産シャツを購入。
Emazo:「この辺りのアパートっていくらぐらいするんだろう?」
って調べたら…。高いっ、でもこのエリアでこの物件なら安いのか?!
さて、最後の食事(じゃなかったけど)はLittle Italyでランチ。
探せばいくらでもおいしいものに出会えるN.Y。でもね、あまりにもたくさんありすぎて探すの疲れちゃいました。。なので老舗な”IL Cortile”でに飛び込んでサクッとオーダー&ペロリと完食。
あっという間に5日間が終わり、いよいよ帰国。
まだN.Yに残るボスにお別れを言ってEmazoともここで解散。突き当てくれてありがとうねぇ〜。
で、Uber読んでJFKまでブィ〜ンと移動。
最後の食事は済ませたけど…これも最後だから食べとくかぁ〜。っと、昔は”隠れ家”だったburger jointを見つけてかぶりつき。Shake ShackにIn-N-Out、もはやどこにいってもあるNew Style Burgerだね。
激混みなJFK。飛び立つまでに長蛇の列に並ぶこと約1時間。。永遠に続く飛行機のラインを見てため息です。いつも利用しているからか、心なしANAの機内食が貧相に思えます。味もJALの方がまだいいかな。。ま、所詮機内食なのでマズイとか言ってられないしね。。行きと同じく非常口のシートを指定&足置き持参で快適な旅でしたっ。
隣に座ったお兄さんに、「日本にはなぜいくの?」と聞かれ、私:「帰るのよ。Youは?」お兄さん:「マレーシアに帰る途中の乗り継ぎで…。」私:「え?!超ロングトリップじゃんっ!!」
楽しかったNew York一人旅。旦那がいないのはものすごく寂しいけど、貴重な時間を有意義に過ごせて大満足。
美しい景色にさよならして、また次に訪れるのを楽しみにしています!
— Day 6 —
無事帰還して、最小限なお土産たちはこんな感じ。
EOのHand sanitizer(詰め替え用も)に常備薬なNeosporin。旦那にRRLのシャツとバッジとStanleyの靴下。どれも日本で買えるけどやっぱり本場の方が断然安い!そして”The Meadow”で買ったSmoke Saltとヒマラヤンソルトのバタープレート。ちなみにこのお店、なぜか新宿進出してびっくり。
以上、2018年アメリカ旅行の様子でした。
オマケ:ひたすらチャリで移動です。 https://www.youtube.com/embed/cn2NOfhuIo4